イタリアに渡ってから四半世紀が経ちました。

１９９０年１０月２６日に日本を離れました。ちょうど四半世紀たったことになります。
あっという間の２５年でした。
自分なりに毎日一生懸命に生きてきたつもりです。

色んな思いはあるけれど、一言では伝えられない。
いや、言葉では全部伝えきれない。

生涯かけて作品で表現できたら幸せです。

ある人に教えてもらいました。

七転び八起きという言葉がある。
坪内逍遙が初めて使った言葉であるが、
後にニュアンスが違って使われるようになった。

逍遥が使ったのは、

人生には悪いことや良いこと色々起こるけど、
まあ、最後にトントンか、ちょっと良かったなぁ。。ぐらいでいいんじゃないんですか。
という意味だそうです。


「 夜想 」  SM(22.7x15.8cm)   岩・泥絵具と銀箔






世界最高峰といわれるショパンコンクール、５年おきですが、
2015年度の優勝者が決まりました。




うーん、この２位の人のピアノコンチェルトも捨てがたい。




ちなみに私がイタリアに来た年のショパンコンクールは、
1位優勝者はいませんでした。

過去の優勝者にはマウリツィオ・ポリーニやマルタ・アルゲリッチなど錚々たるピアニストが。
この人たちがどういうふうに成長していくのか楽しみ楽しみ。