シリーズ「TANZAKU」
10年程前に東京アメリカンクラブというところで個展をさせていただいた時に
何か日本的なもの、(一応私の作品は日本画なのですが、そう認識されていない。w)を応用することが出来ないか?と考案したのが、このシリーズです。
短冊は書に使うものなので、あまり塗り重ねることができないのですが、それがかえって良かったかもしれません。
普段は作品を何回も寝かせながら書き込んでいくのですが、これは一気に描き上げました。
問題は額縁をどうするか?なのです。
既製の短冊用額縁は純和風のものがほとんど。
しかたなく版画用額縁を変型で使用しましたが、次回はもう少し工夫をしたいと思います。
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子供達のための「魔笛」
子供だからといって、ただ幼稚で内容の乏しいものを与えるのは彼らに失礼だと思います。
ヨーロッパでは一流の芸術に触れることのできる機会があります。
成熟した文化を受け入れる土壌を作るのは私達の責任ではないでしょうか。
このオペラ「魔笛」は元々モーツァルトが大衆向けに創ったので、内容も楽しめるものとなっています。
しかし、そのアリア一つ一つのなんと美しいことか。