銅版画制作

来年の個展に向けて銅版画制作を始めました。

銅版画は日本画と共に私にとって重要な表現方法です。

ひょっとすると日本画よりも好きかもしれません。

さらに、版を酸性液に浸けて腐蝕させるエッチングなどのやり方と、腐蝕させないメゾチントと両方行います。

それぞれ難しい技法で、普通はどちらかを選ぶものなのですが、どちらも捨てがたい。

不器用で効率とか考えられない性格のようです。(笑)

で、一応今年はメゾチントの方をやっています。

はてさてどうなることやら。。


試し刷りを見ながら、メノウ棒でトーンをつけていきます。



こういう道具を使って画面に無数の傷をつけていきます。

そこが真っ黒になります。そしてイメージの部分を舐めして白く浮き立たせるのです。

大変骨の折れる仕事です。

ベルソー2種


今回は工房の自動ベルソーを使うことが出来ました。それでも丸2日間かかりました。

普通手でしたら、1ヶ月ぐらいかかります。

これからイメージを作っていきます。