私が日本画を始めた頃。(大した話でないです。)
私は京都の美術短大で日本画を勉強しました。
京都で日本画を勉強するということは、あの繊細な円山四条派のやり方を学ぶことを意味します。
竹内栖鳳 「猫」
↑(この絵は何度見ても総毛立ちますな。)
結局、私があの2年間で学んだことというのは、ほんのさわりだけで
大海に漕ぎ出す前の出航準備ぐらいのものだったと今では思います。
学校終わってから、絵の具屋さん(京都では画材店とは言わず、こう呼ぶ。)や美術館行ったりして、そういう事がなんとなくワクワクしてました。
絵の具屋さん。岩絵の具風景↓
(岩絵の具は同じ色に粒子の粗い順から5,6,7…13,白と10種類の違いがあります。)
よくサボって行ってたのが、この喫茶店フランソワ。 ↓ 有名なんですね。
まだ、"河原町のジュリー" がいてはった時代です。